深夜のコンビニ店員さん、優秀な人が多いよね…っていつも思う。
ハッキリ言って、日本人の平均的な働き手より優秀だとすら感じている。インバウンドの方々から見た今の日本が、特にコンビニが評価されることがあるとするなら、それは少なからず彼ら彼女らのおかげだと思っている。
最寄りのコンビニの店員さんを見ても感心するところがとても多い。
コンビニの外国人スタッフさんのすごいと思うところ
日本語でコミュニケーションが出来る
未だに驚かされるのが、日本語でのコミュニケーションが普通にできるということ。もちろん多少のレベルの差はあるのかもしれないが、お客様と店員というコミュニケーションで不都合を感じたことがない。
もうこの時点でビックリです。
自分があちらの国に行ってあちらの国の言葉で接客業をするなんて、ハードルが高すぎです。それをやってのけているのだから頭が下がる思いです。
加えて、日本語と母国語だけが使えるってわけじゃなくて、英語も堪能な店員が居るので、インバウンド客の接客もお手の物。ほんとすごい。すごすぎです。
挨拶や笑顔が多い
これはあくまで僕のフィルターを通して印象だけの話だけど、笑顔が多いのは海外のスタッフの方という印象です。
しかも、そういう方ほどテキパキと仕事をしているようにも見える。
愛想が良いってのが日本人の海外から見た印象だったように記憶しているが、もはやそれは海外の方の個性なんじゃないだろうか?
ここまで褒めると日本人をディスっているようになるので言いすぎなのかな。でもほんと、愛想が良い店員さんが多くて嬉しくなる。いつもいつも、ありがとう。
こちらの”いつもの”を把握する順応力
超絶個人的な事なんだけど、近所のコンビニの外国人店員さん、おそらく、そこで働く外国人スタッフのリーダー的な人なんだろうけど、この人がすごい。
時々しか来ない僕の事を多分覚えている。なぜなら、袋が必要、箸かスプーンかなら箸ということを完全に把握している。いまや、アイコンタクト1つで用意する。
レジでピってバーコードを読み取る処理を終え、合計金額が出たと同時にアイコンタクトをしてくる。うんとうなずくと、袋と箸を出して、何も言わずに袋に入れ始める。
以心伝心とはこのことか!?とすら思う。
ここまでのサービスをやるとトラブルリスクが高まるかもしれないというのが日本人の感覚かもしれないけど、そういう事をかぎ分ける嗅覚、柔軟性と言った野性的なものを持っている感じがするんよね。
このレベルのスタッフって本社は引き抜きたくなるんじゃないの?とすら思う。
そんなわけで…
コンビニに行くたびに、外国人のスタッフさんのスペックの高さに驚かされている。異国の地の日本のコンビニサービスを支えてくれて、本当にありがとう。
調べてみると、労働時間の制限の都合もあって、稼ぎやすい深夜帯の時間帯にシフトを入れることが多く、そのため、体力的にかなりきつい日々を送っているという統計数値を見たことがある。
このあたり、もう少しどうにかならないだろうか?
そういう法律の国だから合わせるべきだ、法律を変えると反発が起きるからみたいな意見や理由があるのかもしれないが、優秀な外国人の働き手が日本で働きやすくするという方向性での法改正はあって然るべきなんじゃないかな?とか思うんだけどね。
長い目で見れば日本のためになると思うんだけどね。
そして、当然ながら、日本語での対応の難しさも悩みの種となっているそう。自分から見れば十分に出来ていると感じるのだけど、中にはきつく当たる人が居るのだろうか?
そういう人は是非同じことをやってみてほしい。異国の地で接客業をあちらの国の言葉で。とてつもない難易度の事をやっているんだよ、彼らは。日本人より不自由して当たり前のことをそれ以上のレベルでやろうとしている。すごいことをやってるよ。少々の不自由やミス、つたさなは許そうよ。
彼らが居ないと日本のコンビニはもちろん、多くの飲食業、サービス業が成立しないと思う。インバウンド需要も取り込めないと思う。多大な貢献をしてくれていて、ほんと、感謝に絶えません。
僕はそんな風に毎日思っています。
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